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雇用保険とはどのような制度?

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雇用保険とは会社を退職して失業中の方の生活や、再就職までの期間さまざまなサポートを行ってくれる制度のことです。

しかしその具体的な内容について正確にご存知の方は非常に少ないのではないでしょうか?

ハッキリと言ってしまえば、この制度は知っている方だけが得する制度だと言っても過言ではありません。

逆に言えば「失業保険=雇用保険」についての知識が乏しい方は損をしてしまうということになります。

ですが働いている最中は、失業保険のことなど考えることも考える余裕もありません。

また、もし会社を辞めるとなったときに親切に失業保険の事を丁寧に説明してくれる人もいないでしょう。

ですので多くの方が名前はしっているけれど雇用保険や失業保険って何なの?と考えているのではないでしょうか?

雇用保険は毎月給料から引かれている謎の出費でこれが無ければもっと自由に使えるお金が増えるのに・・・。

そんな風に考えている方も少なくありません。

ですが毎月ただ闇雲に支払っているのが雇用保険ではありません。

支払っているということは、いざというときに雇用保険を利用することができる権利があるということなのです。

しかしその具体的な制度についての知識を持ち合わせていなければ、いざというときに利用することはできないでしょう。

せっかく再就職までのサポートをしてくれる、ありがたい制度にもかかわらず利用できなかった。

または、利用できたとしても損してしまうことだってあります。

そこで雇用保険と失業保険について知識や理解を深めることで、いざというときに役に立つ制度だということをしっかりと覚えて頂きたいと考えます。

雇用保険の給付例

では雇用保険の給付例から見て見ましょう。以下がその代表的な給付例となります。

  • 会社を退職し失業状態でも失業保険の給金を受け取ることが出来る(90~360日)
  • もし失業保険の給付を受けている最中に就職が決まっても再就職手当という形で還元される(最大で残りの受給総額の7割)
  • 雇用保険に1年以上加入していれば会社が変わっても何度でも受給資格が得られる。(会社都合で退職した場合は半年)
  • 就職に有利な知識や技能が学べる職業訓練を無料で受講することが出来る(失業保険の給付中でも受講可能)
  • 育児や介護が理由で会社を休んでいる間も給与の一部が受け取れる(給与の67%)

いかがでしょうか?

雇用保険というのは、さまざまな面で私たちの生活をしてくれている制度だとおわかり頂けたのではないでしょうか。

このような情報をしらなければ、雇用保険を毎月払っていても損をする可能性があるのだとわかります。

ですが何度もいうように雇用保険の内容は誰かが親切に教えてくれるものではありませんし、黙っていても受けられる制度でもありません。

雇用保険を受けるためには雇用保険に対する知識を深め必要な時に自ら申請しなければならないのです。

雇用保険は誰が対象でいくら支払われているのか

まずは雇用保険の制度についての概要をご説明したいと思います。

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雇用保険を受け取るためには継続して1年以上雇用保険に加入していることが大前提となります。

正社員の方やフルタイムでアルバイトやパートなどをしている方は、給与明細でも雇用保険料がきちんと引かれているはずです。

中には雇用保険に加入しているにもかかわらず、私はアルバイトだからパートだから関係ないと思っている方もいます。

ですが、例え非正規のアルバイトやパートの方であったとしても、必要な加入条件を満たしていれば会社は雇用保険に加入させなければなりません。

そのため正社員ではなくとも雇用保険を受け取る資格がある方も多いのです。

なお以下の条件にあてはまる場合、雇用保険への加入義務があります。

  • 所定労働時間が週に20時間以上ある方
  • 継続して1か月以上の労働契約を結んでいる方
  • 雇われたときの年齢が65歳未満

アルバイトやパートでも上記の条件を満たしていれば会社は雇用保険に加入しなければなりません。

そして上記の条件を満たしつつ12か月以上雇用保険を収めている方は失業保険の給付が可能なのです。

しかし、いわゆるブラック企業の多くは条件を満たしていても雇用保険に加入させてくれないことがあります。

その理由としては

  • 加入の手続きが面倒
  • 雇用保険に関する知識がない
  • 会社も雇用保険料を負担しなければならない

などがあげられます。

では実際に毎月どれぐらい雇用保険を支払っているのでしょうか。その負担額をまとめてみました。

労働者負担事業主負担雇用保険料率
一般の事業3/10006/10009/1000
農林水産
清酒製造事業
4/10007/100011/1000
建設事業4/10008/100012/1000

たとえば一般的な会社に勤めている方で、毎月の賃金が30万円だとすると月に支払う雇用保険料は900円となります。

いっぽう会社が負担しているのは倍の1800円となりますので、会社の方が負担割合は約2倍になります。

従業員の数が増えれば増える程、当然会社の負担する金額も多くなるのでそれを支払いたくない企業がいてもおかしくないでしょう。

そのため加入義務があるにもかかわらず、加入させないということがおこります。

加入義務をおこたると罰則が発生

加入「義務」とあるように、もし雇用保険に加入させない場合、企業側に対して6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金がかせられます。

ですので、先程もいいましたが以下の条件にあてはまるにもかかわらず、雇用保険に加入していないのであれば問題となります。

  • 所定労働時間が週に20時間以上ある方
  • 継続して1か月以上の労働契約を結んでいる方
  • 雇われたときの年齢が65歳未満

その場合、退職後にさかのぼって雇用保険に加入することが認められるケースもありますので、そういった場合はハローワークに相談してみましょう。

いずれにせよ雇用保険というのは、退職後にサポートをしてくれるものと理解をし、しっかり知識を身につけることが大切です。

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